簿記×資産形成

私は2025年2月より、簿記の勉強を始めました。このページでは、簿記の勉強を通じて学んだことや、実際に取り組んでいることをまとめていきます。また、なぜ簿記を始めようと思ったのか、そして勉強を続ける中での気づきや変化についても書いていきます。

雑記ブログのような形式にはなりますが、私の勉強過程、試験結果、感じたことなどをリアルタイムでお伝えできればと思っています。

なぜ簿記を勉強し始めたのか?

1.税金について納得感をもって支払いたかった

収入や支出の管理をしっかり行い、税金の仕組みを理解することで「なぜこの金額を支払うのか」を納得して対応したいと思ったからです。

2.株式投資において、IR資料を読み込めるようになりたかった

株式投資をしている中で、企業の財務諸表やIR資料を読む機会が多くありました。例えば、損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)などを目にすることは多かったものの、売上高や純利益の増減だけを見て終わってしまい、企業の本当の経営状態を深く理解できていないことにモヤモヤしていました。

また、営業利益率やROEなどの指標の意味も表面的にしか理解できておらず、適切な投資判断ができていないと感じました。

そのため、簿記を学ぶことでこれらの資料を構造的に読み解き、企業分析に自信を持てるようになりたいと考えました。

3.自分が興味を持てる分野だった

数字を扱うことや、物事の仕組みを理解することに興味がありました。

簿記はそれらの要素を含んでおり、楽しみながら学べるのではないかと感じたのが大きな理由です。

勉強してどう変わった?

企業のIR情報等を読んだ際に理解する速度が上がった

特に財務諸表を読むときの理解度が格段に上がり、企業の経営状況や財務健全性を判断しやすくなりました。

特に、損益計算書(PL)では売上高や営業利益の推移だけでなく、売上総利益率や営業利益率にも注目できるようになりました。

また、貸借対照表(BS)では自己資本比率や流動比率などの安全性指標を確認し、企業の財務基盤が健全かどうかを見極めることができるようになりました。

さらに、キャッシュフロー計算書(CF)の営業キャッシュフローや投資キャッシュフローの動きにも目を向け、企業の資金繰りの実態を把握できるようになりました。

お金の流れを意識するようになった

簿記の基本である「貸方」「借方」の概念を学んだことで、日常生活でもお金の流れに対する意識が高まりました。

クレジットカードの支払いを「負債」として意識し、家計簿をつける際に「資産」と「負債」のバランスを考えるようになりました。

また、収入と支出の関係性を理解することで、無駄な出費を減らす意識も芽生えました。

資産形成に対する考え方が広がった

ただ貯金するのではなく、資産をどのように運用し、管理するかといった視点が加わりました。

例えば、現金や預金だけでなく、株式や債券、不動産といった異なる資産クラスへの分散投資の重要性を理解しました。

また、投資においてはリスクとリターンのバランスを考慮し、自分のリスク許容度に合った資産配分を意識するようになりました。

他にもあると思いますが、勉強して気づいたことがあったら随時追記していきます。

今後の予定

2025/3/4 簿記3級試験(1回目)

コメント